申請、報告方法など説明/道路ボランティア団体に
宮古地区道路植栽樹木管理説明会が13日、宮古林業総合センターで行われた。県道や国道の管理活動を行う道路ボランティア団体の関係者らが参加。申請書や報告書の書き方や県の助成金交付などについて担当者から説明を受けた。
道路ボランティア団体は、県道、国道の植栽樹木管理を恒常的、継続的に実施する。団体結成には5人以上が条件となっている。
宮古では、昨年33団体、約500人が道路の美化活動を行った。
県からの助成金は管理道路の規模で異なり、1団体の年間助成金は、2万5000~5万円。団体には傷害保険も適用されている。
宮古地区は県内でもボランティア団体数が少なく、活動人数も高齢化が進んでいることから、県では新たな団体結成と積極的なボランティア参加を呼び掛けている。宮古土木事務所の平良和雄所長は「県全体では254団体約6000人のボランティアが道路の美化活動を展開している。宮古は団体数が伸び悩んでいるが、今後はもっと若い人たちが参加するような取り組みを展開していきたい」と述べた。
県の助成金の説明のほかに、苗を無料で各団体に配布するグリーンコミュニティー支援事業や花いっぱい推進事業の内容についての説明も行われた。