上野小中にマンゴー贈る/ティダマンゴー宮古島
被災地宮古市の小学校にも
「ティダマンゴー宮古島」(平良麗代表)が14日、上野小学校と同中学校にマンゴー約60㌔を贈った。小学校を代表して受け取った1年生は大喜び。代表の平良さんに感謝した。同農園では東日本大震災で被災した岩手県宮古市の田老小学校にも60㌔を贈り、被災地の子どもたちを励ます。
平良さんは上野地区内でマンゴーを栽培。子どもが小学校に通っていることなどをきっかけにマンゴーのプレゼントを決めた。
子どもたちは「すごい。マンゴーだよ」「甘い香りがするよ」などと笑顔を見せて大喜び。小谷優校長は「こんな高級なマンゴーを給食で食べることができるのはありがたいこと」と話し、平良さんに感謝した。
宮古市の田老小学校への贈呈は、上野小の卒業生で毎年雪を送ってくれる伊藤美智子さん(岩手県在住)を通じて決まった。現地に送るマンゴーには上野小児童の激励メッセージを添える。平良さんは「子どもたちが笑顔になれる何かのきっかけになれば良いと思います。上野の子どもたちには、この素晴らしい宮古島で栽培されたマンゴーを味わい、宮古島の良さを感じてほしい」と話した。