東内原旭さん 「事故のない世の中に」/ 願い込めぞうり型お守り作成
110個を警察と安協に贈呈
身体障害者自立生活センター「まんた」に通園する東内原旭さん(52)=石垣市白保出身=が14日、宮古島警察署(島袋令署長)と宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)に交通安全を願って手作りのミニしまぞうり型お守り「幸せの小さな一歩」を110個寄贈した。
このお守りは、東内原さんが叔父から作り方を学び5年前から作り始め、1日に1個のペースで作っている。材料はク
ラフトペーパーでそれを編んで作っている。
贈呈式で東内原さんは「このお守りはアクセルとブレーキを踏み間違えないように一つ一つ願いを込めて作った。この思いが届き、事故のない世の中になることを願っている」と述べた。
島袋署長は「気持ちのこもったお守りを有効に活用して宮古から交通事故が無くなるよう私たちも頑張りたい」とあいさつした。
宮里会長は「気持ちのこもったお守りを寄贈してくれて本当にうれしい。東内原さんの気持ちを多くのドライバーに伝えたい」と述べた。
東内原さんは2年前にもこのお守りを同署と同協会に寄贈している。名前の「幸せの小さな一歩」について、東内原さんは「前進すれば幸せが待っている。みんなが幸せになってもらいたいとの思いでこの名前を付けた」と話した。