熱気あふれる夏の夜満喫/うえのダンケフェス
ビールうま呑みなど盛況
夏の祭典「うえのドイツ文化村ダンケフェスト2011」(主催・宮古島市、博愛国際交流センター)が17日、同文化村で行われた。ステージ上ではのど自慢大会やドイツビールのうま呑み大会のほか、下地勇さんと砂川恵理歌さんのコンサートなどが行われた。会場には多くの市民や観光客らが詰め掛け、多彩なイベントを心行くまで楽しんだ。
主催者を代表して下地敏彦市長があいさつで「ダンケフェスは、市民、観光客が楽しめるフェスティバルとして定着した。今年は日独交流150周年でフォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ大使も駆け付けてくれた。博愛の心で両国の交流がさらに深まることを願っている」と述べた。
シュタンツェル大使も「ダンケフェスのダンケは感謝の意味であり、私たちドイツ人はダンケの気持ちを宮古島の人たちに伝えたい。博愛の精神で150年もドイツと日本の友情が続いていることをうれしく思う」とあいさつした。
のど自慢大会では、出場者がレディーガガになりきったパフォーマンスや得意の演歌を披露するなどフェスティバルを盛り上げ、会場から大きな拍手を受けた。
メーンイベントのスターライトコンサートには、下地勇さんと砂川恵理歌さんが出演。最後は下地さん、砂川さんと宮古島少年少女合唱団による「一粒の種」が披露された。
最後は、花火が打ち上げられ夏の夜空を彩るとともに訪れた観客を魅了した。