クイチャーフェス11月6日開催
実行委 出演団体の募集開始
今年で10回目となる「第10回クイチャーフェスティバル2011」の実行委員会メンバーは19日、RBCサテライトスタジオで会見を開き今年のフェスティバルの概要について発表した。今年は「生まり島・ミャーク大会」と合同開催となり11月6日、カママ嶺公園多目的広場で開催される。
下地暁委員長は「10回目のフェスティバルだがまだまだ道半ばであり、これからも頑張りたいという気持ちが強い。今年も関係者、参加団体と気持ちを一つにして盛大にクイチャーフェスを開催したい」と意気込みを示した。
今回は、島外からのゲストとして「よさこいソーラン」の本場、北海道からチーム「結海衆(ゆかいしゅう)」も参加する。
伝統継承への入り口と位置づけられている「創作の部」については最近、単なる「ダンス」になっていることから、今年は事前にビデオ審査を実施することも発表。
創作の部の基本ルールとしては、踊りについては従来あるクイチャーをイメージさせる「手拍子」や「跳ね上がる振り」「円陣を組む」などを一部取り入れる▽衣装・メーキャップについては原則自由だが他府県の民族衣装や沖縄本島のエイサーなどと類似しない▽曲については自由だが「ヒヤササ」「ニノヨイサッサイ」「ヤイヤヌ」などクイチャー本来のはやしを一部取り入れたものとする-。
伝統の部の出場申し込みは7月30日まで。ビデオ審査のある創作の部は8月31日までにビデオの提出を呼び掛けている。
毎回、宮古方言を使用するサブタイトル。今年は「十や途中・思ゃ途中」(とぅ~やんつなか うむいずぁんつなか」。
参加申込と問い合わせは、実行委員会(かねひで入口のRBCサテライトスタジオ内、電話・ファクス75・5702)またはパック(電話73・3515)粟國和伸さんまで。