11/27
2024
Wed
旧暦:10月27日 赤口 乙 
産業・経済
2011年7月21日(木)9:00

市場性の高い子牛生産を

安達さんが交配方法など助言


高く売れる子牛の生産方法を学んだ研修会=20日、JAおきなわ宮古家畜市場

高く売れる子牛の生産方法を学んだ研修会=20日、JAおきなわ宮古家畜市場

 肉用牛産肉能力平準化促進事業に係る現地研修会が20日、JAおきなわ宮古家畜市場で開かれ、大勢の畜産農家が参加した。講師は、社団法人・家畜改良事業団熊本種雄牛センターのアドバイザーを務める安達浩治さん。安達さんは系統の組み合わせや、飼育管理の仕方が、市場性の高い子牛生産のポイントになると強調した。


 安達さんによると、宮古家畜市場に上場された子牛の母の父の系統は、増体の良い気高系が最も多く全体に占める割合は40・4%。次いで肉質に優れる但馬系の34・2%、質量兼備の糸系20・6%の順となっている。安達さんは交配は、各系統の特徴を考慮して行うよう助言した。

 宮古産の去勢子牛と島根産の1日当たり増体量を比較すると、宮古の0・96㌔に対し島根は1・10㌔と0・17㌔の開きがある。宮古は、増体量の改善が課題になると指摘した。

 飼育管理のポイントには①清潔な乾燥した牛床で下痢をさせないような育成②早期の餌付け、飼料の給与と粗飼料の十分な給与③十分な運動と削蹄の実施④太りすぎの子牛を作らない-などを挙げた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!