北8強、仲村が2打点/県中学野球選手権2日目
潮平に2-1
第63回県中学校野球選手権大会は23日、宮古島市民球場など3会場で2回戦8試合を行った。宮古代表の北は潮平(島尻)に2-1で競り勝ち8強に進出。主砲仲村丈一郎が2打点を挙げる活躍を見せた。きょう24日は宮古島市民球場と城辺球場で準々決勝4試合を行う。北は城辺球場の第2試合で、4強を懸けて具志川東(中頭)と対戦する。
北は下地球場で潮平と対戦した。一回裏、二死一塁で3番本村泰紀が相手バッテリーのミスに乗じて進塁すると、4番仲村が左越の適時打を放ち先制した。
三回には、左前安打で出塁した3番本村が盗塁に成功して好機を作り、再び4番仲村が左前に適時打を放って追加点を挙げた。
投げては初戦で完封勝利を挙げた本村が力投。被安打5、四死球4と安定感を欠いたが、要所では変化球を多投して的を絞らせず相手打線を1点に抑えた。
濱川太監督は「きょうは4番の力が大きい。良い仕事をしてくれた」と仲村の2打点を評価。ただ「試合を通してサインミスなどイージーなミスがあった。あすの試合では、一つ一つの動作を大切にしたい」と気を引き締めた。
初戦で宮古代表の久松を下した西原東(中頭)は具志頭(島尻)に1-4で敗れた。宜野湾(中頭)は8強入り、西原(中頭)を6-0で下した。
下地に勝った真和志(那覇)はコザ(中頭)に0-1で敗退。知念(島尻)と石川(中頭)の試合は5-1で知念が勝利した。
延長10回特別ルールまで戦った具志川東(中頭)と城北(那覇)の試合は具志川東に軍配。きょう宮古代表の北と対戦する。
宜野座(国頭)と八重山代表の石垣も8強入り。