第二十五回全日本トライアスロン宮古島大会

　第二十五回全日本トライアスロン宮古島大会は十九日、池間島、来間島を含む宮古全域をコースとした総距離２００・１９５㌔で行われ、ミッチェル・アンダーソン＝豪＝が松丸真幸＝茨城県＝を振り切って、７時間分秒のタイムで初優勝を果たした。女子はタマラ・コズリナが＝ウクライナ＝が初制覇、外国勢が優勝を独占した。
（４月２０日掲載）

　
上位入賞者たたえる／トライ大会表彰式
　第二十五回全日本トライアスロン宮古島大会の表彰式が二十日、宮古島市総合体育館で開催された。総合優勝のミッチェル・アンダーソン選手（豪）や女子優勝のタマラ・コズリナ選手（ウクライナ）ら男女上位十位までの入賞者を表彰した。
（４月２１日掲載）
　
天然川砂を初輸入、比政府許可
　フィリピンからの天然川砂の輸入で業務提携している総合商社沖忠と南日本環境は二十日、建築骨材用の川砂一万九千㌧を初めて輸入した。このうち平良港下崎埠頭（ふとう）には九千㌧を下ろし、残り一万㌧は石垣港に陸揚げされる。日本では、フィリピンからの川砂輸入は初めてという。
（４月２１日掲載）
　
ヤギ４頭盗まれる／城辺友利
　十九日夕から二十日朝の間に、城辺友利の集落外れのヤギ舎で親子四頭が盗まれた。飼い主は「どういう人が、こんなことをするのか。怒りのやり場もない」と肩を落としている。宮古島署管内では、今年二月にも城辺でヤギ盗難が二件発生した。
（４月２２日掲載）
　
国保税の税率引き下げで協議／市が改正案諮問
　宮古島市国民健康保険運営協議会の会合が二十二日、市役所平良庁舎で行われ、下地敏彦市長から国保税引き下げの条例改正案が同協議会に諮問された。協議会では諮問を受け、市の国民健康保険課が示した五―二％までの引き下げ案について協議。納税者が税率が下がったと実感するためにも五％引き下げる意見が多く出された。
（４月２３日掲載）
　
二期事業が本格始動／国の事業所が開所
　国営の地下ダム二期事業を推進する沖縄総合事務局宮古伊良部農業水利事業所が二十二日午後、正式に開所した。事業所を置く平良港ターミナルビル四階で行われた開所式には国や県、宮古島市、農業関係機関・団体の代表が出席し、拠点となる事業所の開所を喜ぶとともに、宮古島における基幹水利施設の充実に期待を込めた。
（４月２３日掲載）
　
トウガン価格が下落／本土市場
　宮古島産トウガンの本土市場での価格が先月から下落している。二月末までは一ケース（二個から四個入り＝十㌔）の平均取り引き価格が千八百円だったのが、先月から一ケース平均千三百円と五百円下がっている。これは、本土の外食産業業者が不況の影響で仕入れを減らしていることと、出荷した宮古産トウガンの一部に腐敗した商品が混入していたことが主な要因。
（４月２４日掲載）
　
宮古島風力発電が「新エネ百選」に／経産省・ＮＥＤＯ
　経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が、地域にマッチした地産地消型新エネルギー導入の優れた事例を全国から選ぶ「新エネ百選」に、沖縄新エネ開発の宮古島風力発電事業が選定された。県内から選ばれたのは五団体。今後は、経産省が選定事例の情報発信を積極的に行い、国内での新エネルギー導入の促進を目指す。
（４月２４日掲載）
　
「学校運営に支障」校内全面禁酒
　宮古島市教育員会は二十四日、校内飲酒問題で各小、中学校長やＰＴＡ役員らと意見交換を行った。校長からは「学校運営をスムーズに進めるためにも校長裁量にまかせてほしい」と全面禁酒の見直しを求める意見が多かった。
（４月２５日掲載）
　
上告を断念敗訴確定／土地改良区理事会
　宮古土地改良区を解雇された元職員で同改良区労働組合委員長の友利雅光さんが同改良区を相手に地位確認などを求めた訴訟の控訴審敗訴を受け、同改良区は二十四日、理事会を開き、上告するかどうか審議した結果、賛成多数で上告断念を決めた。五年に及んだ裁判は、これにより原告勝訴が確定した。
（４月２５日掲載）