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スポーツ 社会・全般
2011年7月26日(火)9:00

「やったー決勝進出だ」/県中学野球

北の劇的勝利に沸く


地元開催で快進撃を続ける北に熱のこもった応援で後押しする保護者ら=25日、市民球場

地元開催で快進撃を続ける北に熱のこもった応援で後押しする保護者ら=25日、市民球場

 「よっしゃー、良くやった」「やったー、決勝進出だ」-。第63回県中学校野球選手権大会準決勝。宮古勢で唯一勝ち残った北が石垣との激戦を制して5年ぶりに決勝へと駒を進めた。北応援の1塁側スタンドには保護者や野球部OBらが多数詰め掛け、熱戦を繰り広げる選手たちを応援した。2-2で迎えた延長八回裏。北のエース・本村泰紀の打球がレフトの頭上を越えるサヨナラ打。劇的な勝利にスタンドは歓喜の渦となり、感動の涙を流す人の姿も見られた。


 エースの本村の父親で同校野球部父母会の本村先也会長は「地元の盛大な応援のおかげで決勝までこれた。本当にうれしいし、感謝している。選手たちは伸び伸びと自分たちの野球をやって毎試合強くなっている。ぜひ、あと一つ勝って優勝してほしい」と興奮した様子で話した。

 亀濱敏郎校長は、試合中メガホンで選手たちを激励し続けた。「子どもたちが1回戦から接戦をものにして決勝に勝ち上がったことが本当にうれしい。これまでの勝利は監督、コーチ、家族、仲間、地域へのプレゼント。決勝の勝利は『県制覇』という自分へのプレゼントにしてほしい」と述べた。

 一進一退の攻防で延長戦に突入したこの試合。北は八回裏にヒットと相手のミスでチャンスを広げ、エース本村がサヨナラ打を放つと1塁側スタンドでは一気に盛り上がり、保護者らは抱き合って喜びを爆発させた。 

 スタンドには多くの市民のほか、夏休み中の児童、生徒たちも詰め掛け、北の快進撃に大きな声援を送っていた。


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