宮古島にようこそ/観光の日・週間
観光客を特産品で歓迎
8月1日の「観光の日」と1日から7日の「観光週間」にちなみ、宮古島市と宮古島観光協会は1日午前、宮古空港で東京直行便での来島者にマンゴージュースや黒糖などを無料配布するキャンペーンを行い、宮古島をPR。受け取った観光客らはうれしいサプライズに笑顔を見せていた。同週間中、空港ロビーでは宮古島の観光とイベントのポスター展も開催されている。
宮古空港では、市観光商工局と観光協会の職員のほか、ミスティダの根間あやのさん、市のマスコット「みーや」らが出迎えた。午前9時40分着の東京直行便で到着した来島者が空港ロビーへ出てくると、マンゴージュースや多良間島産黒糖、キャンディー、島のガイドブックなどを手渡した。また、コーラルベジタブル社によるアロエジュースの試飲も併せて行われた。観光客らは受け取ったジュースや黒糖を味わったり、「みーや」との記念写真を撮影したりしていた。
家族5人で訪れた片山良仁さん(40)=名古屋=は「マンゴージュースは、マンゴーそのものの味がしておいしかった。宮古島産マンゴーはまだ食べたことがないので、お土産に買って帰りたい。宮古島来島は2度目。きれいな海で泳いだりサンゴや熱帯魚を見るのを楽しみにしている」と語った。
観光・イベントのポスター展では、宮古島で開催されるさまざなまイベントや観光施設のポスター、のぼりなどが展示されている。
2010年度の宮古島入域観光客数は40万4144人と、念願だった40万人を突破。7月2日には宮古島海中公園のグランドオープンと併せ40万人達成の祝賀会も開催された。しかし、3月11日の東日本大震災発生以降、旅行需要が落ち込み、入域客数も減少傾向にある。観光客獲得へ向け、観光協会などは5月に東海・関西地区の旅行代理店へ宮古島をPRする観光キャラバンを行うなど誘客活動に力を入れている。