飲酒運転根絶を宣言/建設業協支部37事業所426人
のぼり寄贈も受ける
県建設業協会宮古支部(豊見山景順支部長、会員37事業所)は1日、宮古島署(島袋令署長)に従業員426人が宣言した飲酒運転根絶宣言書を提出した。また、宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)が同支部に「飲酒運転根絶宣言事業所」と大書されたのぼり37本を贈った。
宮古管内の今年1月~7月末現在の飲酒運転検挙数は79件で、昨年同期と比べ9件増。月別検挙数を前年同月と比べると、6月が17件で12人増、7月が31件で27件増となっている。同署では「早朝の検挙数が多い」と分析している。
豊見山支部長は、宣言書で▽酒を飲んだら、絶対運転しない▽運転する人に酒を、絶対勧めない▽酒を飲んで運転する人に、絶対車を貸さない▽酒を飲んだ人が運転する車に、絶対同乗しない▽ハンドルキーパー運動を広げる-と誓い、宣言書を手渡した。
島袋署長は「飲酒運転根絶は各職場にも広げてほしい。今年の飲酒運転検挙数は昨年より増え、遺憾である」と述べた。
のぼりの贈呈式で、宮里会長は「県建設業協会宮古支部が組織を挙げ、飲酒運転を根絶するよう期待する。根絶運動が全域に浸透するよう願いたい」と今後の活動に期待した。