「食中毒に気をつけて」/食品衛生月間
食品衛生協・保健所がキャンペーン
食品衛生月間のセレモニー(主催・県食品衛生協会宮古支部、県宮古福祉保健所)が3日、市内のスーパーで行われ、宮古総合実業高校食品科学科3年の仲程美奈子さんと川満彩乃さんが一日食品衛生監視員に任命された。セレモニー後、二人は宮古福祉保健所の仲宗根正所長らとともに同店内の売り場を回り、食品管理などを点検した。
店外では食中毒防止に関するチラシやうちわなどを関係者らが買い物客に配布し注意を呼び掛けた。
食品が最も傷みやすく、食中毒が起こりやすいとされる8月1~31日までの間を県が食品衛生月間と定め、県内各地の保健所管内で食中毒防止のキャンペーンを実施している。
一日食品衛生監視員に任命された仲程さんと川満さんは「従事者の衛生管理や施設管理などが定められたように行われているかを点検したい」と話した。
セレモニーで仲宗根所長は「食中毒は家庭でもあるので、発生しないよう十分に注意してほしい」と呼び掛けた。
衛生協会宮古支部の砂川勝弘支部長は「食中毒の発生しやすい季節。予防の基本的な衛生習慣を守り快適な食生活を楽しんでほしい」とあいさつした。
仲程さんと川満さんは店内の食品陳列状況や温度管理を仲宗根所長の指導を受けながら点検した。