7月24日~7月30日
ニュースウィークリー
7月24日~7月30日
大綱引き、東軍勝利/宮古島夏まつり
宮古島夏まつり2011は23日、最終日を迎えた。前日に続き、市内の西里大通り、下里通り、市場通りの3商店街が夕方から歩行者天国となり、屋台が建ち並ぶ中、パレードやアトラクションが多数、披露された。宮古角力大会や第38代ミス宮古発表会などのほか、午後7時50分からは、まつりを締めくくる東西大綱引きが下里通りで行われ、熱闘の結果、東軍が3年ぶりに勝利し今年の五穀豊穣が約束された。(7月24日掲載)
宮国さんV、67人で熱戦/宮古角力大会
宮古島夏まつりのイベントの一つ「宮古角力大会」(主催・同まつり実行委員会、主管・県角力協会宮古支部)が23日午後、平良の旧宮古署跡地で行われた。参加者らは、がっぷり四つに組み合い、力のこもった取り組みを繰り広げた。一般重量級(75㌔以上)の部で宮国明彦さん(上野)が初優勝を飾った。(7月24日掲載)
地デジへ完全移行/アナログ放送に幕
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で24日正午、テレビ番組のアナログ放送が終了し、地上デジタル放送に完全移行した。1953年に始まったテレビのアナログ放送が58年の歴史に幕を下ろした。宮古地区では移行に伴う大きな混乱は見られなかった。(7月25日掲載)
前期比14・5%減の27・7万㌧見込む/11年産キビ調査
宮古地区の2011~12年期サトウキビの現時点の生育状況は、茎が昨年より4割も短いなど悪く、第1回生産見込み量は前期実績の32万4000㌧と比べ4万7000㌧(14・5%)減の27万7000㌧となった。市農林水産部農政課と、多良間村村づくり課が7月1日現在で、まとめた。生育不良は1、2月の低温や日照不足、5月の台風2号などが影響したと分析している。(7月26日掲載)
航空運賃の値下げ激化/宮古-那覇路線
格安航空会社と呼ばれるスカイマーク(SKY)の宮古-那覇線新規参入決定を受け、日本トランスオーシャン航空(JTA)が同路線の各種割引運賃の値下げを決めたのに続き、全日空(ANA)もこのほど、45日前までの予約が必要となる「スーパー旅割」を現在の7200円~1万3700円から3800円に引き下げるなど一部運賃の変更を発表した。(7月26日掲載)
県中学野球北が準優勝/知念V
第63回県中学校野球選手権大会は26日、市民球場で決勝戦を行った=写真。宮古代表の北は知念(島尻)に0-2で惜敗し、5年ぶり3度目の優勝は果たせなかった。北は相手エースを攻略できず、2塁にも進塁できなかった。両校は九州大会(8月4日開幕、長崎県)に県代表として派遣される。(7月27日掲載)
「基本的考え方」知事に答申/県振興審議会
県振興審議会は27日、仲井真弘多知事に「沖縄21世紀ビジョン基本計画」の素案に当たる「新たな計画の基本的な考え方」を答申した。同ビジョンはポスト第4次沖縄振興計画の県側原案。同答申を基に県は、具体的な計画案を作成する。10月に再度、同審議会に諮問し、4次振計終了後の2012年4月の実施を目指す。(7月28日掲載)
酒気帯び運転検挙数は75件/6、7月に急増
宮古島警察署管内の酒気帯び運転摘発が急増している。5月までは昨年を下回る数値だったが6、7月で急増し、7月26日現在で検挙数は75件。昨年同期の65件を10件上回っている。6月と7月26日までの検挙数は44件で、そのうち23件は朝の取り締まり時における検挙。同署では「酒が体内に残ったまま運転しても酒気帯び運転になる。酒が残っていると思ったら絶対に運転しないでほしい」と呼び掛けた。(7月28日掲載)
下地島空港内農薬を散布へ/バッタ発生源で県など
伊良部の下地島でサトウキビに食害を与える害虫トノサマバッタが異常発生いる問題で、県・市、宮古製糖伊良部工場などの関係者らは28日までに会合を開いた結果、30、31の両日、バッタの発生源である下地島空港滑走路周辺の草地約270㌶で大掛かりな農薬散布を実施することを決めた。(7月29日掲載)
優良遺伝雌牛の保留促進に奨励金/県畜産公社
県畜産振興基金公社は、脂肪交雑の育種価(遺伝能力)の高い母牛の産んだ雌子牛を売らないで保留する農家に、12万円を上限に奨励金を交付する新規事業をスタートさせ、第1回申請を8月1日~同12日までJAの窓口で受け付ける。対象母牛は脂肪交雑(霜降り)の育種価が、県内の上位2000番以内にランクされている牛。宮古では、496頭(宮古島市438頭、多良間村58頭)がリストアップされている。(7月29日掲載)
島の言語文化の魅力を再発見/全国国語科研究大会
平良第一小学校で29日に行われた第49回全国国語科教育研究大会沖縄宮古島大会の公開授業が民話、俳句、短歌、方言をテーマに同校の各教室で行われた=写真。それぞれの授業では日本語の魅力や伝統的な言語文化を児童生徒に慣れ親しませるための学習方法などについて、これまでの取り組みの成果が示された。(7月30日掲載)