社会・全般
2011年8月9日(火)9:00
「核の怖さ語り継ぐ」/コープ宮古平和グループ主催
平良庁舎で原爆パネル展
コープおきなわ宮古平和グループ(志萱ひろこ代表)主催の「広島・長崎原爆パネル展」が8日から市役所平良庁舎1階ロビーで開幕。会期は12日までで、主催者では「1人でも多くの人に見てもらいたい」と多数の来場を呼び掛けている。
毎年、この時期に開催している恒例のパネル展で、原爆投下後の広島と長崎で撮影された写真や、投下直後の惨劇を描いた絵など、コープおきなわが作成したパネル40点を展示。平良庁舎を訪れた市民らは、原爆の怖さなどを伝えるパネルの前に足を止め、見入っていた。
志萱代表は「私たちは3月11日以降、再び放射能の被害に直面している。宮古島から広島、長崎は遠く離れているが、せめて8月には写真を見て、原爆がどういうものだったのかを知り、被爆された人たちに思いを寄せて、核や放射能の怖さを語り継いでいきたい」と話した。