スポーツ
2011年8月16日(火)9:00
ジョンソン(宮総実)準優勝/全国高校総体ボクシング
県勢3階級で準V
全国高校総合体育大会のボクシング競技は15日、秋田県の秋田市立体育館で各階級の決勝を行った。ミドル級(69~75㌔)のジュリアン・ジョンソン(宮総実3年)は札幌工業の酒井幹生に判定で敗れ、惜しくも準優勝となった。そのほか県勢ではライトウエルター級で那覇の金城大明、ウエルター級では沖尚の高江洲正達がそれぞれ準優勝した。
ジョンソンは開始直後から積極的に攻め、1回は五分の戦いだった。だが、2回の後半からじりじりとポイント差が生じた。3回も粘ったが、相手の手数が上回り判定で敗れた。
知念健次コーチは「連戦で体力が落ちていたこともあるが、相手のハングリーな気持ちが上回った。技術は五分だが気持ちと体力で差が付いた。ただ、準優勝は最高の結果だ」とジョンソンの戦いをたたえた。
ジョンソンは「体が思うように動かない部分があった。相手の手数やテクニックが勝ったと思う」と振り返った。その上で「優勝できなかったのは悔しいけど、ここまで来れたのはうれしい。負けた悔しさは、国体でリベンジしたい」と決意を示した。