佐和田さん(多良間3年)が最優秀賞/中学校英語弁論大会
優秀賞は新垣君(砂川1年)、濱川さん(久松3年)
第4回宮古地区中学校英語弁論大会(主催・宮古地区中学校英語教育研究会)が17日、宮古合同庁舎2階講堂で開かれた。14校から代表生徒各1人が参加し、この日のために練習を重ねてきた英語スピーチを披露。審査の結果、多良間中学校3年の佐和田葵さんが最優秀賞に、砂川中学校1年の新垣孝衛君と久松中学校3年の濱川愛子さんが優秀賞に輝いた。3人は10月1日に行われる「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会沖縄県予選大会」へ出場する。
参加生徒たちが5分以内で自身の考えや主張を英語で発表し、その発音、全体の印象、話しぶり、内容を審査する同弁論大会。生徒たちは時折、身ぶり手ぶりを加えながら、抑揚を付けた言い回しで情感豊かに、思い思いのテーマのスピーチを披露。堂々とした発表に会場からは大きな拍手が送られた。
佐和田さんは「私を変えてくれた経験」をテーマに、「八月踊り」の舞台に立ったことで自信が付き、自分自身を変えるきっかけになったことを話し最優秀賞を獲得。新垣君は「アイ・ラブ・マンゴー」と題して宮古島産のマンゴーのおいしさを、濱川さんは「思いきってやってみよう!」と題し、1カ月間の中国留学で成長できた自分のことを表現し優秀賞に選ばれた。
佐和田さんは「まさか自分が最優秀になるとは思っていなかったので、うれしいが驚きの方が大きい。単語は気にせず自分の気持ちが伝わればよいと思って臨んだ。思い通りのスピーチができ良かった」と喜びを語った上で、県予選へ向けては「今回以上にみんなの心に残るスピーチをしたい」との意気込みを示した。
新垣君は「入賞できたことに驚いている。明るく元気に発表するよう心掛けていた。出来栄えは点くらい。県予選では今回以上に、みんなに宮古の良さを伝えたい」、濱川さんは「選ばれると思っていなかったのでうれしい。声を大きくすることに気を付けていた。もっと練習して、県予選では今回より納得できるスピーチをしたい」とそれぞれ語った。