島尻部、ポンプ車操法で優勝/消防操法大会
消火訓練の成果競う
第22回宮古地区支部消防操法大会(主催・県消防協会宮古地区支部)が26日、市消防本部で開催された。ポンプ車操法と小型ポンプ車操法の2部に、13チーム計137人の団員らが参加。日ごろの訓練の成果を競い合った結果、ポンプ車操法は平良分団島尻部、小型ポンプ操法は平良分団狩俣部がそれぞれ優勝した。両チームは県大会に地区代表として出場する。
団員らは息の合った連携でホースを延ばし、素早く正確に消火する技術を競った。指揮者の号令に従い、きびきびとした動作を披露した。
同支部の前川尚誼支部長は「大会は消防活動の進歩や充実に寄与することを目的としている。はつらつと競技してもらいたい」とあいさつした。
下地敏彦市長は「優れた機材を持っていても使うのは人。地域を自ら守るというのは大変素晴らしい」と祝辞を述べた。
選手を代表し、平良分団島尻部の宮良保さんが「日ごろ鍛えた訓練の成果を発揮して正々堂々戦います」と宣誓した。
同大会は消防団員の意識の高揚を図り、消防活動の進歩充実などを目的に隔年開催している。
結果は次の通り。
【ポンプ車操法】優勝=平良分団島尻部▽2位=下地分団下地部▽3位=平良分団狩俣部
【小型ポンプ操法】優勝=平良分団狩俣部▽2位=平良分団西辺部▽3位=上野分団上野部