産業・経済
2011年9月3日(土)9:00
冬春期野菜の植え付け開始/JA宮古
ゴーヤー皮切り、販売額2億円へ
JAおきなわ宮古地区営農振興センターが今年から来年にかけて島外に出荷する2011年度冬春期野菜の植え付けが、ゴーヤーを皮切りに始まった。今期は出荷量500㌧、販売額は大台の2億円達成を目指す。植え付けは年内に終わり、今年の10月から来年6月ごろまで出荷される。
ビタミンCの豊富さで定評の県産ゴーヤーは、健康ブームや国産指向に乗って消費量が年々増え現在、関東都市圏では主要野菜に育ったという。価格は毎年、高値安定で推移。前期は冷え込みに伴う品薄もあり、年間を通したキロ単価は前期比76円高の491円となった。
今期は2007年の拠点産地認定から、4年目に入る。専門部会はブランド確立を視野に▽「定時・定量・定品質」出荷▽共同選別による品質・規格統一―などに取り組む方針を示している。
JAが取り扱うカボチャやトウガン、インゲンなどの野菜も年内に植え付けが終わり、年明けには出荷が本格化する。