地域資料の保存記録作成へ/新市立図書館
座長に砂川さん、計画策定委に委嘱状
第1回宮古島市立中央図書館地域資料収集・アーカイブ計画策定委員会が2日、市役所平良庁舎で開かれた。7人の委員に川上哲也教育長から委嘱状・辞令が交付された。座長に元市立図書館長の砂川玄正氏、座長代理に新しい図書館をつくろう会の狩俣康子氏を選出。議案審議では委員会設置要綱の内容について協議し、承認した。
新しい市立図書館の建設に向け、地域資料の収集や保存、アーカイブ(保存記録)の作成、公開などを行うために設置された委員会。委員の任期は2011年9月2日から12年3月31日まで。委嘱状・辞令を交付した川上教育長は「皆さんは本のエキスパート。市民の要望がかなえられるような良い仕事をして下さい」と激励した。
議案審議では、事務局が作成した委員会設置要綱案について意見を交わし、委員会の目的や事務内容などを明確化させるため、文言の修正や削除などを行い、最終的な要綱を決定した。
委員からは、デジタルアーカイブについて学ぶため、県の担当職員などを招いての勉強会開催を要望する意見なども挙がった。
次回委員会は月開催を予定している。
委員は次の通り。
【座長】砂川玄正(元市立図書館長)【座長代理】狩俣康子(新しい図書館をつくろう会)【委員】池城かおり(はじめまして絵本の会)=以上有識者▽奥平知恵美(平良図書館奉仕係)▽又吉察(市生涯学習振興課文化財係補佐)▽久貝弥嗣(博物館学芸員)▽平良剛俊(平良図書館北分館資料係)