がんずううやき企画・連載
2011年9月7日(水)8:55
伊計 ハルさん(いけい はる)(80歳)/伊良部字前里添
「健康の秘訣(ひけつ)は働くこと」
1931(昭和6)年8月15日生まれ
鮮魚販売をして60年になる伊計さん。今も朝一便の船で宮古島へ行き、従兄弟と一緒に新鮮な魚を売りさばいている。毎日3時間で合計200キロある魚は完売。
昼からの水揚げを待つ間は家で一休み。午後は孫たちが加勢して佐良浜漁港で販売。昔から買いに来てくれる客は「伊計さんの刺身が最高」とほめてくれる。常連客の中には40、50年と長い付き合いが多い。「80歳になってもこうして働けるのは、漁協の職員や身内が手伝ってくれるおかげだね」と感謝する。
伊計さんの自慢は家に飾られた孫、ひ孫たちの写真。「こんなに孫、ひ孫がいて自分は幸せだ。いっぱい働いておいしいご飯を食べさせないとね」と顔をほころばせる。伊良部島に住む孫たちは「おばあからいつも元気をもらっています」と明るい笑顔で話した。
早寝早起きの規則正しい生活で、毎日働くことが健康の秘訣(ひけつ)だ。
子ども2人、孫8人、ひ孫13人。
1931年(昭和6)8月15日