池間大君、県内最年少合格/第2種電気工事士技能試験
父直人さんとダブル合格
資格取得専門塾の宮芝スクールで9日、今年7月に行われた第2種電気工事士技能試験合格者の報告会があった。同塾から6人が合格した。平良中1年の池間大君(13)が80%以上の正解率で合格。県内では最年少の合格者。池間君の父親の池間直人さん(45)=平良=も合格し、ダブル合格となった。
塾長の濱元誠喜さんは「中学1年生が合格するのも素晴らしいが、この成績はすごい」とたたえた。
池間大君は3回目の挑戦で合格。「自信はなかったけれど、うれしかったし、良かった」と喜びを語った。
父の直人さんは「付き添いで来て子供が頑張っている姿を見て一緒に勉強したら合格した」と親子合格に喜びもひとしおだった。
直人さんによると大君は小学校低学年のころからラジオを分解したりするのが好きだったという。
今年2回目の挑戦で合格した宮古工業高校2年の狩俣丞君(16)=下地=は「1年生の時に落ちたので今年はどうしても合格したかった。卒業したら沖縄電力に入社したい」と抱負を語った。
濱元さんは「狩俣君も池間大君もとてもまじめで一生懸命取り組む努力家。資格取得は目に見える目標。そこに向かって子供たちが自分の能力を開発するお手伝いをしているだけ」と笑顔で話した。
宮芝スクールの合格者は次の通り。(敬称略)
池間大▽池間直人▽狩俣丞▽楚南俊彦▽根間悟▽佐和田涼