5人が無投票当選/多良間村農業委選
現職2人、新人3人
【多良間村】多良間村の農業委員選挙が13日告示され、定数5人以外に立候補の届け出がなかったため、無投票当選が決まった。内訳は現職2人、新人3人。委員は推薦の3人(村議会1、農協1、農業共済1)を合わせて8人になる。任期は3年。
当選したのは現職が友寄春光氏(56)=字塩川、豊見城玄弘氏(43)=同、新人が島袋雅氏(54)=同、新里勝美氏(47)=同、湧川農氏(27)=同。
新人で初当選した島袋さんは「住んでいる大木の住民から、立候補の要望が強かった。期待に応えることができて良かった」と喜びの言葉。今後に向けては「大木区や村の農業発展のために頑張りたい」と抱負を語った。
農業委員の選挙、被選挙権の要件は▽20歳以上で10㌃以上の耕作を営む者▽同居の親族または配偶者▽10㌃以上規模の農業生産法人の組合員、社員、株主▽耕作従事日数が年間おおむね60日以上の者-となっている。
農業委員会は▽農地の権利移動の許認可▽農地行政の執行▽農業認定者の育成や農地流動化促進▽地域農業や農業者に関する意見の公表、行政庁への建議、または行政庁の諮問に応じた答申-などを業務とする。