社会・全般
2011年9月17日(土)9:00
青空バックに飛翔/スマートなセイタカシギ
冬鳥のセイタカシギ(セイタカシギ科)約20羽が13日、下地で確認された。青空をバックに飛翔し、貯水池に舞い降りた。仲良く歩きながら餌をついばんでいた。
水環境で生活する鳥で、ピンク色の細長い脚が特徴。愛称は水辺のバレリーナ。体の上面は黒く緑色の光沢を帯びている。陽光の角度によって美しく輝く。スマートな体型。時折、ピューイッ、ピューイッとさえずっていた。
9~10月までは野鳥の秋の渡り期。本土で夏を過ごしていた野鳥たちは東南アジアなどで越冬するために南下する。
セイタカシギは渡りの途中立ち寄ったものと考えられる。宮古でも越冬する個体が毎年観察されている。
成鳥は全長32㌢。家族や仲間同士で移動したりする。