05/02
2025
Fri
旧暦:4月4日 先勝 庚 
教育・文化 社会・全般
2011年9月21日(水)9:00

伝承者養成講習が開講/宮古上布

染色など4部門に6人学ぶ


講師と伝承者が一堂に会した開講式=20日、宮古織物事業協同組合展示室

講師と伝承者が一堂に会した開講式=20日、宮古織物事業協同組合展示室

 2011年度の宮古上布伝承者養成講習会(主催・同上布保持団体)が20日、開講した。講師は保持団体の会員で、宮古上布製作に熟練の技を持つ5人。上布製作に携わっている6人が受講する。


 講習部門は「図案・手括り」「染色」「織り」「砧打ち」の4部門。今年度は補助金が増額されたため、「染色」と「砧打ち」を新たに設けた。講師と伝承者は昨年より、それぞれ3人増やした。

 受講日数は「図案・手括り」が200日、「染色」80日、「織り」200日、「砧打ち」100日となっている。講習は来年3月に終了する。

 開講式で保持団体の新里玲子代表は「講師の素晴らしい技を受け継いで、自分のものにしてほしい。大先輩の技が後輩に受け継がれることを期待している」とあいさつした。

 市教育委員会の砂川隆生涯学習振興課長は「先人が長年かけて築いた技術の継承と伝承に頑張って」と激励。

 講師の下地達雄さんは「受講するセクションを極めるだけでなく、宮古上布の各工程や歴史についても知る必要がある」と、知識や技術の幅広い習得を促した。

 伝承者の本村千智さんは「与えられた良い機会に、一生懸命勉強したい」と意欲を見せた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!