04/30
2025
Wed
旧暦:4月3日 赤口 己 
社会・全般
2011年9月22日(木)9:00

電柱に海抜表示へ/津波対策で沖電提供

 【那覇支社】沖縄電力(石嶺伝一郎社長)は20日、県庁で会見し、同社の所有する電柱に海抜が表示できるシートを貼り付けるためのスペースを無償提供すると発表した。同社は同表示スペースの提供について県、市町村から要請を受けていた。無償提供は県内全市町村を対象にする。


 東日本大震災の巨大津波発生の教訓から、県内各自治体では地域防災計画の中で、津波を想定した避難経路の形成や、現在地の海抜を表示するなどの対策強化策見直しが求められている。

 同社の所有する電柱は離島を含む県内で約21万本あるという。海抜表示シートのサイズは縦60㌢、横40㌢以下で、取付位置は路面上部120㌢から180㌢に規定し、電柱の同スペース部分を提供する。

 会見した同社防災室の島袋清人室長は「ライフライン事業者として、先の大震災の甚大な被害状況を踏まえ、防災意識の高揚と災害に強い設備の構築、復旧作業に対応できる総合体制の強化を図っている」として、無償提供の趣旨を説明した。

 宮古島市、多良間村については同社宮古支店で申請を受け付ける。県によると、市町村ごとに海抜シートを製作した場合、景観などの統一性が取れなくなるため、市町村から県規格での統一を求める声があるという。同社では21日から市町村申請の受け付けを開始した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!