最優秀賞に選ばれた西里稀ららさんの作品

　２０１１年度「少年の深夜はいかい防止ポスター宮古地区審査会」（主催・宮古島署）が21日、同署で行われた。厳正な審査の結果、最優秀賞に西里稀ららさん（北中２年）、優秀賞に上地菜々美さん（平良中１年）、優良賞に下地龍斗君（同２年）の作品がそれぞれ選ばれた。３作品は11月に県警本部で開催される中央審査会で審査される。

　県内では昨年一年間に深夜はいかいや飲酒などの不良行為で補導された少年は４万１２７７人で、うち深夜の時間帯に補導された少年は２万３３９２人で不良行為全体の約６割を占めた。夜型社会が大きな要因とされる。

　同ポスターは県民意識の高揚を図るとともに、少年の深夜はいかい防止活動に活用するのが目的で募集。

　この日の審査会では、小・中・高校生から応募のあった55点のうち、文字が書かれたポスター６点は審査対象外とし、49点を審査した。

　審査員で城辺小学校の儀間裕芳校長と宮古島地区少年補導員協議会の野原勝也副会長はそれぞれ全作品を高く評価した。

　入賞者は次の通り。
　【最優秀賞】西里稀らら（北中２年）【優秀賞】上地菜々美（平良中１年）【優良賞】下地龍斗（同２年）【佳作】伊良部里佳（同１年）友利涼香（北中１年）【入選】田村歩葉（平一小６年）新里涼（上野中１年）下地まどか（宮古高校１年）