11/28
2024
Thu
旧暦:10月28日 先勝 丙 
環境・エコ 産業・経済
2011年10月5日(水)9:00

エコアイランドツアー好評

年間に300人前後参加/次世代エネの島売り込む


規模の大きさが注目を集めているメガソーラー

規模の大きさが注目を集めているメガソーラー

 城辺のメガソーラー(大規模太陽光発電)など環境に優しい施設を巡るエコアイランド宮古島視察ツアーが、好評を博している。年間の参加者数は、300人前後。「エネルギー地産地消の島」をコンセプトに宮古らしさを打ち出した同商品は、ニューツーリズム開発の良い事例と、注目を集めている。


 宮古島を舞台にしたエコツアーは、市が2008年に国土交通省の事業を活用して開発し、これを宮古島旅倶楽部が引き受けた。

 09年には資源エネルギー庁が島全体を「次世代エネルギーパーク」に認定し、商品の知名度がアップした。

 ツアー客は①市地下ダム資料館(城辺)②メガソーラー(同)③宮古島バイオ・エコシステム研究センター(上野)④市資源リサイクルセンター(同)⑤バイオエタノール製造施設(下地)⑥エコストア「イオンタウン・宮古南ショッピングセンター」⑦E3燃料製造・供給施設(りゅうせき宮古油槽所)⑧風力発電システム(西平安名崎)-などを巡る。

 市が専門ガイドを養成し、同倶楽部が採用。市と同社はインターネットを通して、ユニークなコースをPRし客を呼び込んでいる。

 資源エネルギー庁は、次世代エネルギーパークを紹介する冊子の宮古島のページで「施設の見学は民間業者による視察ツアーがあり、インターネットなどで募集や斡旋を行っている。宮古島旅倶楽部(電話0980・75・4380)」と記載するなど、送客を支援する。

 年別の参加者は08年320人、09年275人、10年が270人。参加者は公務員や議員、企業、団体職員などが多い。

 08年に参加した県商工会議所青年部連合会は「地下ダムと太陽光発電は、島の自然環境を生かすと同時に、離島の問題でもある水不足を解消する素晴らしい設備。E3燃料設備も地球環境問題の対策に取り組んだ事業で、勉強になった」と感想を述べている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!