酒気帯び運転検挙数113件/昨年の総数を上回る
35%が「二日酔い運転」
宮古島署管内における飲酒運転検挙数が10月7日現在で113件となり、昨年1年間の総数112件を上回った。そのうち、40件(約35%)が朝の検挙「二日酔い運転」となっており、同署では「酒が体内に残ったまま運転しても酒気帯び運転になる。酒が残っていると思ったら絶対に運転しないでほしい」と呼び掛けた。
同署管内の昨年1年間の酒気帯び運転検挙数は112件。2009年の60件から大幅に増加していた。
今年は5月まで前年を下回るペースで推移していたが、6、7月で急増。一気に前年を上回った。
6月の件数は17件で、前年の6件を11件上回ったほか、7月も31件で前年の4件から27件の大幅増となった。
8月も前年比で4件増えて13件、9月も4件増の16件となり、10月も7日までに5件発生し昨年総数を上回った。
後を絶たない酒気帯び運転の検挙に同署では「朝の取り締まりを含め、これからも酒気帯び運転の取り締まりは強化していく。酒を飲んだら運転しないことはもちろん。酒が残っていると思ったら絶対に運転しないでほしい」と述べた。