11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
環境・エコ 社会・全般
2011年10月10日(月)9:00

親子でマングローブ植樹/宮古島環境クラブ

与那覇湾に苗木120本


下地さん(右)のレクチャーを受け、親子でマングローブの植樹を行った=9日、与那覇湾サニツ浜東海岸

下地さん(右)のレクチャーを受け、親子でマングローブの植樹を行った=9日、与那覇湾サニツ浜東海岸

 宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)主催のマングローブ植樹が9日、下地与那覇湾のサニツ浜東海岸で行われ、平良第一小学校の5年生の児童、保護者ら146人が参加した。児童と保護者は下地会長からマングローブの働きについて、簡単なレクチャーを受けた後、シャベルやスコップを手にオヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシの苗木計120本を植樹した。


 植樹活動は、同校5年の総合学習教育の一環として行われ、PTA5学年会長の大村智美さんらが積極的に働き掛け、保護者ともに参加し行うことになった。

 植樹活動について、同校の横田恵子教諭は「環境教育の授業として行ったが、地域の環境を守ろうという取り組みに対し保護者がとても熱心で、親子そろっての植樹活動となった」と説明した。

 下地会長は「沖縄本島の漫湖では、人工的に植樹したマングローブの間引きが行われているが、与那覇湾と漫湖の環境形態はまったく異なる。表層河川から土砂が流入することのない与那覇湾では、水鳥飛来地保護としての役割をマングローブが果たしてくれる」と説明した。

 同会では地域の児童生徒に対して、環境保護活動に対する講話、観察、実践活動の三つを行っている。下地会長は「学校で行う環境学習と結びつけて、同様の実践活動を地域の体験プログラムとして定着させたい」と話していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!