国仲さん、野﨑君金メダル/全国障害者スポーツ大会
ソフトボール投げで
第11回全国障害者スポーツ大会陸上競技のソフトボール投げで、金メダルを獲得した国仲博道さんと野﨑高之君(宮古特別支援学校高等部3年)が25日夕、帰島した。宮古空港には関係者らが多数駆け付け、2人の快挙を祝福した。国仲さんは「多くの仲間と交流できて楽しかった」、野﨑君は「良い結果を出せてうれしい。みんなのおかげ」とそれぞれ喜びを語った。
国仲さんは身体2部クラスに出場し、走り幅跳びでも銅メダルを獲得した。「2種目ともメダルを狙っていたのでうれしい。仕事(漁師)で鍛えた体を生かせた」と笑顔で話した。
野﨑君は知的少年クラスの3種目に出場した。ソフトボール投げは78㍍37の好記録。200㍍は4位、400㍍リレーは5位に入った。「最初は緊張したが、少しずつ体が動くようになった。大会はすごく楽しかった」と喜んだ。
宮古特別支援学校の伊波満校長は「金メダル獲得、おめでとう。この成果をこれからの学習に生かしてほしい」と述べた。
同大会は、障害のある人がスポーツの楽しさを体験することなどを目的に開催される障害者スポーツの祭典。22~24日に山口県で開催された。