県立博物館・美術館/2月に宮古島で移動展
千木良副館長が市長に要請
県立博物館・美術館の千木良芳範副館長らが27日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、来年2月3~5日に宮古島での開催が決まっている「第4回県立博物館・美術館移動展」の概要や展示内容などを説明するとともに、市の協力を要請した。
県立美術館・博物館が新しくなってからは4回目、旧博物館からの通算では34回目となる同移動展。宮古圏域では過去5回開かれていて、宮古本島では1999年に旧上野村で行われて以来となる。
今回は市中央公民館をメーン会場、総合博物館をサブ会場として、恐竜の骨格標本や沖縄の自然、歴史、文化に関する資料、美術品や絵画、宮古島関連資料など約300点の展示を予定している。会期は2月3~5の3日間で、時間は午前9時(初日は同10時)から午後5時。入場無料。
千木良副館長は「博物館・美術館を身近に感じてもらうとともに、県にあるたくさんの貴重な資料を地元の人にも見てもらいたいとの思いで企画している移動展。来年2月、宮古島市で開催するので全面的な協力をお願いしたい」と要請。それに対し下地市長は協力要請を快諾し「ぜひ宮古で開催してほしいと思っていた。とてもありがたい」と語った。