子どもたちの力作一堂に/市中央公民館
書道、美術、工作など/文化祭児童・生徒の部開幕
「創造する市民の文化」をテーマに第6回宮古島市民総合文化祭「児童・生徒の部」(主催・宮古島市、市教育委員会、市文化協会)が29日、宮古島市中央公民館で開幕した。きょう30日まで。会場には、未来を担う子どもたちの個性豊かな作品が一堂に展示され、訪れた人たちを楽しませている。
今回の展示は▽書道▽美術▽文芸▽自由研究-の4部門で、それぞれ市長賞や教育長賞、優秀賞、優良賞、佳作などの入賞作品など1000点以上。主催者側では多くの市民の来場を呼び掛けている。
午前9時の開場に合わせて多くの親子連れが来場。色彩豊かな絵画や、力作ぞろいの書道、感性豊かな作品がそろった文芸、自由研究など展示された作品の数々をじっくりと鑑賞していた。
自由研究展では、県の自由研究展でも最優秀賞に輝いた東小学校3年の伊佐綾菜さんの研究テーマ「はい油でロウソクづくりをしよう」も展示され、訪れた人たちは充実した研究内容に感心した様子で見入っていた。
同文化祭は児童・生徒たちの文化芸術の発表機会を設け、次世代の文化の担い手をはぐくむとともに、新しい文化の創造や先人たちから培ってきた地域文化の継承、発展に寄与することが目的。展示時間はきょう30日も午前9時~午後5時まで。
11月12日には音楽祭、同13日には郷土の民話大会の発表部門がそれぞれ実施される。
各部門の入賞者の表彰式は11月20日にマティダ市民劇場で行われる。