創立30周年を盛大に祝う/宮古島商工会議所女性会
功労者10人を表彰/「行動する女性会」へ決意
宮古島商工会議所女性会(古城和子会長)の創立30周年記念式典と祝賀会が29日、市内のホテルで開催された。宮古島商工会議所の下地義治会頭はじめ、下地敏彦市長、県商工会議所女性会連合会の鈴木啓子会長らが出席し、これまでの歴史を振り返るとともに、今後の活動に決意を新たにした。式典では女性会の活動に功労があった歴代会長や副会長、中尾英筰前会頭ら10人を功労者表彰した。
古城会長は「行動する女性会として新たなビジネスへの道筋・ネットワークがさらに広がるよう活動していきたい」と30周年を機に新たな決意を述べた。
下地会頭は「女性ならではの視点、感性がこれからの社会づくりに大きな比重を占める。大胆な発想を大いに生かし、飛躍してほしい」と祝辞を述べた。
下地市長は「皆さんの情熱と行動力が宮古島活性化につながっていくと確信している」と来賓あいさつをした。
式典の最後は沖縄国際大学の講師でビジネスランドの渕辺美樹社長が「継続は力なり」と題して講演を行った。
同女性会は1981年に地域商工婦人団体として結成された。その後、婦人会、婦人部、女性会と名称を変えながら地域活性化のために活動を続けてきた。
1987年に全国商工会議所婦人部連合会総会への参加のほか、91年に創立10周年記念チャリティー演芸会、2003年には健康増進講演会、06年に観光地の清掃など幅広い活動を展開、実施してきた。
式典後の祝賀会はとうがにあやぐで幕を開け、琉球舞踊など多彩な余興が行われた。会員らは同式典に出席した那覇、浦添、沖縄商工会議所女性会の会員らと親睦を深めた。
功労者表彰を受けたのは次の皆さん。(敬称略)
中尾英筰(とみや商会)▽友利賀代(トモリ薬局)▽渡久山和子(とくやま洋装店)▽下地ノリ子(仕出し屋ノリコ)▽下地幸子(下地プロパン)▽花城和枝(花城商店)▽根間瞳(ダイワ電機)▽仲間絹代(仲間海事)▽中尾道子(とみや商会)▽狩俣香代子(女性会前事務局)