「カナシャガマ」踊り披露
伊良部秋まつり始まる
伊良部地区地域づくり協議会(比嘉臣雄会長)主催の第1回地域振興物産秋まつりが5日、2日間の日程で幕を開けた。市伊良部公民館前の野外特設ステージのアトラクションでは、佐良浜婦人会による「カナシャガマ」や伊良部保育所の子どもたちの伸び伸びとした踊りなどが披露された。観客らは、大きな拍手を送り、多彩なイベントを満喫した。きょう6日も趣向を凝らしたイベントが催される。
主催者あいさつで比嘉会長は「秋祭りは、地域特性を生かした魅力ある地域づくりに向け、地場産業の振興と地域の伝統芸能などを盛り込んだ地域住民の触れ合いイベントとして位置づけた」と述べた。
その上で「地域住民総参加による地域活性化への礎となり得ることを願望する」と期待を込めた。
下地敏彦市長(代読)は「伊良部地区の皆さんが心を一つにして島の活性化を充実させていくことを念願する」と式辞。市議会の下地明議長(代読)は「伊良部地区の発展のために最善の努力をしていく」と決意を新たにした。比嘉会長ら3人がテープカット。島内外に開幕をアピールした。
ステージ周辺では、鰹節削り実演、民具作り実演、農産物展示即売、和牛料理、加工品展示即売などのコーナーが設けられ、各コーナーとも来場者らでにぎわっていた。