教育・文化
2011年11月8日(火)9:00
上地照子さん功労賞/県文化協会
奨励賞に砂川春美さん
県文化協会賞の審査会がこのほど開かれ、功労賞に上地照子さん=下地字上地=、奨励賞に砂川春美さん=城辺字保良=がそれぞれ選ばれた。授賞式は今月24日、宜野湾市民会館で行われる。
上地さんは方言大会の審査委員長を務め、宮古島の方言の再確認に長年尽力した。戦争体験者として、児童生徒らに平和の大切さを語り継いでいる。県退職教職員会宮古支部の支部長としても活躍している。
砂川さんは、市民総合文化祭や方言大会などで実行委員や出場者として協会の活動基盤を支えている。読み聞かせや放課後教室など児童・生徒の健全育成に対する取り組みにも貢献していることが評価された。
県文化協会賞は、地域における文化振興や、文化団体の維持、創造活動などに積極的に携わった個人・団体に贈られる。宮古島市文化協会(友利吉博会長)が、2人を推薦していた。