社会・全般
2011年11月9日(水)9:00
20年間寿司を振る舞う/浅草の平良代表
みやこ学園の利用者感謝
11月1日の「すしの日」にちなみ、平良字西里の鮨処浅草(平良光正代表)は8日、知的障害者通所授産施設みやこ学園で、すしを振る舞った。利用者らは新鮮な海の幸をおいしそうにほお張っていた。この活動は今回で20年目の節目を迎え、利用者らが花束を贈呈し、感謝の気持ちを示した。
この活動は、外食する機会の少ない利用者を激励することが目的。毎年「すしの日」に福祉施設を訪問し、利用者らに無料で提供している。
この日はマグロやイクラ、エビ、サーモンなど8種類のネタを約100人分を準備した。平良代表は「真心込めて握ったので、みんなで召し上がってください」と呼び掛けた。
同施設の伊志嶺博司施設長は「20年間、休まずに活動していただき、感謝している。これからも続けてもらいたい」と礼を述べた。
利用者を代表して宇座美智枝さんは「年間、ありがとう。一生懸命握ってくれたすしをおいしくいただきたい」と感謝した。