新聞作成し体験発表/鏡原中
鏡原中学校(砂川弘康校長)は8日、同校体育館でジョブシャドウイング発表会を行った。事業所を訪問した生徒33人が、感じたことや学んだことをまとめた新聞を紹介。会場には父母や訪問先の関係者が集まり、発表に耳を傾けた。
生徒らは10月に各事業所を訪問した。体験したり調べた内容をまとめ、それぞれ新聞を作成した。
発表後には質問時間も設けられ、「将来、この仕事に就きたいか」「面白いと感じたことは何か」などと声が上がった。
発表した知念穣司君は「最初は緊張した。体験したことや学んだことをうまく伝えられたので、うれしい」と笑顔で話した。
生徒を受け入れた県宮古事務所総務課の譜久村俊彦さんは「細かく仕事を見ているなと感じた。新聞もうまくまとめられていた」と感想を述べた。
発表会の冒頭、砂川校長は「事業所の皆さんに感謝の気持ちを持ってほしい。自分の考えを自分の言葉で発表し、実りのある発表会にしよう」と呼び掛けた。
ジョブシャドウイング 働く大人に影のように寄り添い、その働く姿勢から仕事の楽しさや働く意義、職種に関する知識を身に付けていくというアメリカ発のキャリア教育。