授業、学習に役立てて/ろうきん地区推進委
漲水学園などに絵本47冊贈る
県労働金庫(ろうきん)宮古支店(山城榮一支店長)の宮古地区推進委員会(山里直人委員長)は15日、「第47回ろうきん文庫」として、「漲水学園・あけぼの学園」(仲間貞教園長)に図書47冊を寄贈した。
同委員会では1990年から市内の小学校に図書を寄贈する活動を行っている。今回で22回目を迎える。
贈呈式では山里委員長、山城支店長らが児童たちに図書を手渡した。
山里委員長は「今回で回目となり全小学校に図書を寄贈したことになる。こうした活動は宮古支店のみの取り組みなので今後も続けていきたい。寄贈された本をたくさん読んで学校の勉強や学習にも役立ててほしい」と呼び掛けた。
山城支店長も「私たち労金も地域の皆さんのおかげでここまでこれた。この取り組みは地域貢献、人材育成の観点から行っている。ぜひ、たくさん読んで楽しんでもらえればうれしい」と話した。
仲間園長も「学園には幅広い年代の児童生徒、大人たちが通っているので、いろいろな種類の図書の寄贈は本当にうれしい。子どもたちも喜んでいる」と感謝した。
図書を受け取った児童たちは「たくさんの本をプレゼントしてくれてありがとう」と、大きな声で感謝の言葉を述べた。
この取り組みは、地域の子どもたちにいろいろな知識を得てほしいとの目的から、同推進委員会では、社会貢献の一環として、読書週間期間中に宮古島市の小学生を対象に同文庫の贈呈を行っている。