社会・全般
2011年11月17日(木)9:00
「とうがにあやぐ」歌碑建立へ/沖縄宮古民謡協会
創立40周年記念事業の一環/市長に協力要請
来年度、創立40周年の節目を迎える沖縄宮古民謡協会(天久勝義会長)は、記念事業の一環として宮古民謡「とうがにあやぐ」の歌碑建立を計画。天久会長らは16日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、建立場所の提供と補助金への協力を要請した。
同協会の兼島恵孝顧問、歌碑建立実行委員会の宮國喜効委員長らとともに市長室を訪れた天久会長は「とうがにあやぐの歌詞は素晴らしい。それをぜひ子々孫々にまで残したいので、40周年の記念に歌碑を建立したい。そのためには、市をはじめ多くの協力が必要」とした上で、市に対し歌碑建立場所の提供と補助金の拠出を要請。建立場所としてはカママ嶺公園を提案した。
要請に対し下地市長は「都市公園であるカママ嶺公園内に作ることが法的に問題はないのか確認した上で、場所と補助金額について十分に検討したい」と答えた。
計画では、歌碑は高さ1・8㍍、横幅2・5㍍で建立費は260万円。2012年度に着工し、13年9月ごろの完成を目指す。