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美ぎ島net
2011年11月19日(土)23:14

笑顔のハーモニーは元気の源/城辺女声コーラス

仲間と歌う喜び


2011年の第32回全沖縄おかあさんコーラス大会で

2011年の第32回全沖縄おかあさんコーラス大会で

 「歌が好き」が高じて、仲間を求める。合唱によって生み出されるハーモニーは、お互いの心と声を合わせたところから生まれる。一つの歌を作りあげて行く喜びは、仲間の大切さ、素晴らしさがあって初めて感じられるもの。宮古でも六つのコーラス団体があり、それぞれの仲間の和を築いている。今回は城辺を拠点に17年の歴史をもつ城辺女声コーラス(砂川エイ子世話係)の活動を紹介す

第18回全沖縄おかあさんコーラスで

第18回全沖縄おかあさんコーラスで

る。同コーラスグループは、愛称「すなかぎ」で親しまれ、毎週火曜日の練習を城辺公民館(旧城辺改善センター)で行っている。


 目標の一つは、毎年2月に行われる「全沖縄おかあさんコーラス大会」に出場すること。今年32回を迎えた同大会は県内から27団体が参加し、宮古からも「ひらら女声コーラス きらきら」や、「ブーゲンビリアコーラス」が出場している。

 今回「すなかぎ」は15回目の出場。2006年には通産10回参加で主催者の「全沖縄おかあさんコーラス連盟」から表彰された。

 年間の活動は、2月の「全沖縄おかあさんコーラス大会」、8月の「城辺ふれあい祭り」、11月の「生涯学習フェスティバル」と「市民総合文化祭・音楽祭」など。

 発足当初から参加する池間千栄美さんは「コーラスは全員の和、合わせることが大切。和やかな雰囲気の中で最高のハーモニーづくりを目指して楽しんでいる」と話す。同じく砂川春美さんは「前身は旧城辺町中央公民館講座から始まった。優に20年は越えていると思う」と話し歴史をうかがわせる。

 現在練習の目標は、今月27日にマティダ市民劇場で開催される市民総合文化祭の「音楽祭」に出場すること。洲鎌律子さんの指導のもと、軽いストレッチで体をほぐし、まずはボイストレーニング。それから、ソプラノ、メゾソプラノ、アルトのパートに分かれて練習を重ね、最後に兼島美保さんのピアノ伴奏で声を合わせて行く。洲鎌さんは、ちょっとした不協和音も見逃さない。すぐに指摘が入りやり直し。

 今回の音楽祭で歌うのは「波浮の港」と「きっとしあわせ」。哀愁を帯びた「波浮の港」に対し、軽快なリズムの「きっとしあわせ」。対象的な2曲を何度も何度も歌いこなし、全体のハーモニーを確認していた。

 メンバーは次の通り。

〈ソプラノ〉池間千栄美・池村君江・下里典子・平良裕子・根間喜美子・普天間孝子・真壁玉子・宮国ひろ子・下地貞子。

〈メゾソプラノ〉恩河喜美子・下地政子・下地光恵・友利エイ子・与那覇絹江・沼口克代・山口サエ子・福里ます子。

〈アルト〉國仲美智子・小林陽子・下地盛子・須永和美・砂川エイ子・砂川春美・古堅文子・米田洋子。

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