ネット回線活用し交流学習/南小学校
岩滑小(愛知県)に宮古の自然紹介
インターネットの回線を使って会話と映像の交換ができる「スカイプ」を活用した交流学習が22日、南小学校で行われた。今回は南小5年生99人が愛知県の岩滑小学校の5年生に「宮古島の自然環境」について紹介した。
交流学習で、南小の児童たちは、美しい島の自然や環境を守っていくために取り組んでいる「水と土を再生する・椿プロジェクト」の取り組みを説明した。
同プロジェクトは、生活水を地下水に頼る宮古島において、地下水保全のためには農薬や肥料を減らし土を元気にすることが重要であることから、できるだけ多くの木を植えることを計画。
その中で、ツバキはきれいな花が咲いて景色を美しくするだけでなく、種や実から油が採れ「ツバキオイル」となり、さらに葉はお茶にもなり健康や美容にも役立つことから生徒たちは現在、ツバキの苗を育てている。
児童たちは、9月に苗植をし、卒業するころに校内に地植えをする予定でそうした取り組みを紹介した。
南小の児童たちは岩滑小に対して「いつまでも美しくきれいな島を自慢することができるように自然と環境を守り、ツバキの花やチョウ、ミツバチや小鳥でいっぱいの宮古島になるようこのプロジェクトを進めていきたい」と訴えた。