5つの街区を同意/大原第2土地区画整理事業最終説明会
事業執行に向け前進
市は24日、市働く女性の家(ゆいみなぁ)で大原第2地区土地区画整理事業地区内の街区別整備方法(地区計画)の最終説明会を開いた。地権者ら約50人参加が、五つに分けた街区をおおむね同意したことで事業執行に向け前進した。市は同意を受け、12月中に県と本格的な事前協議に入る。また市は「県に2012年度から大道線を整備してほしいと要望したい」と明らかにした。
街区別幹線道路は、A街区が県道マクラム通り線、大道線、大原線、B街区が大道線、球場線、C街区が大道線、D街区が大道線、高校東線、E街区が県道マクラム通り線、大道線。幹線道路は街路事業で整備する計画を立てている。街区内の区画道路は、狭隘道路事業、道路改良事業、地域連携推進事業、市単独事業に分けて整備する計画。
市は、県との事前協議が終了次第、地権者への計画縦覧、市都市計画審議会の審議、公示、今年度中に計画を決定する予定。次年度以降、幹線道路の整備に合わせて街区ごとに整備計画を検討していく方針。
市建設部都市計画課の川満義成課長は「土地区画整理事業の計画を進めていく中で、地権者からいろいろな意見があれば再検討したい」と理解を求めた。