創立40周年盛大に祝う/北OB親交会
関係者集い一層の活躍期待
北OB親交会の創立40周年記念祝賀会が24日、平良の荷川取公民館で開催された。歴代の役員を含む野球関係者が多数詰め掛け、創立40年の節目を祝うとともに、同会のさらなる活躍に期待を込めた。
同会は1971年に北OB会としてスタート。それ以来、野球を通して会員の親睦交流を図ってきた。野球だけでなく、トライアスロンバイクコースや市民球場周辺での清掃活動、緑化事業なども展開。地域振興のための社会奉仕活動にも積極的に取り組んできた。
40周年記念事業実行委員会の伊舎堂勇委員長は「会員一人ひとりがチームワークを大切にして、北OB親交会を今日まで引き継いできた」と歴代役員および会員に感謝。「今後は先輩の皆さんが築き上げてきた素晴らしい伝統を後世に伝えるとともに後輩の育成に力を入れたい」と話した。
平良勝之会長は「親交会は野球を通して今日まで引き継がれてきた。これからも野球とともに、地域のために活動するんだという気持ちで頑張りたい」と力強い決意を話した。
祝賀会には下地敏彦市長や八重山OB野球クラブの慶田城實会長も出席。下地市長は「好きな野球を楽しみながらも、社会奉仕で汗を流す皆さんの活動は素晴らしい」と評価。慶田城会長は「野球を通して絆を深めるとともに地域振興に寄与された北OB親交会の活動に敬意を表したい」と40年の活動をたたえた。
この後の祝賀会では、全員で合唱したり、日舞などの余興を楽しんだ。参加者は創立40年の歩みを振り返りながら、一層の会活動の充実を誓い合った。