新公民館で敬老会/腰原自治会
20年ぶりに自治会主催
腰原自治会(宮平清徳会長)の敬老会が26日、今年6月に完成した新しい腰原公民館で開かれた。自治会主催による敬老会開催は20年ぶりで、会の運営は今年、約20年ぶりに活動を復活させた青年会が中心となって実施。会場には多くの地域住民が集まり、今年度で70歳となる新敬老会員31人を含む154人の年長者の健康と長寿を盛大に祝った。
腰原地区ではこれまで、活動を休止していた自治会に代わり婦人会が中心となって敬老会を開催してきたが、2008年8月から自治会活動が復活。今年、新しい公民館が整備されたことを受け自治会主催で行われることとなった。
宮平会長は参加した年長者に対し「皆さんの長寿と健康を心より祝福します。これからも楽しい人生を過ごしてください」とあいさつ。来賓あいさつでは市介護長寿課の垣花秀昭課長が「今後とも健康に留意し、子や孫のためにも元気で精進して」などとする下地敏彦市長のあいさつを代読した。
新敬老会員が紹介されたのに続き、新会員を代表して宮平隆さんが「私たち新入生はこれからも元気な高齢者を目指し、腰原のますますの発展に少しでも役立ちたい」と抱負を語った。
参加者の末永い健康を願い全員で乾杯したほか、ひばり保育園とおおぞら保育園の園児や婦人会、青年会らが余興を披露し会を盛り上げた。
新敬老会員代表あいさつをした宮平さんの孫の楓雅君と勝羽君が「おじいちゃん、おばあちゃん、敬老会おめでとう。これからも元気で長生きしてぼくたち孫といっぱい遊んでください」と呼び掛けると、参加者たちは笑顔で拍手を送った。