3氏を社会教育功労表彰/生涯学習フェスタ
舞台発表で閉幕
「学び育てる 文化のまち みゃーく(宮古)」をテーマにした第7回宮古島市生涯学習フェスティバル(主催・市教育委員会)最終日の27日、市中央公民館では公民館関係団体・社会教育関係団体の舞台発表があり、総勢約490人が歌・三線や琉球舞踊など多彩な演目を伸び伸びと披露。観客らは、生涯にわたり学び・学習する活動の大切さを改めて実感した。
公民館関係団体では、340人余が23
演目に出演。日ごろの学びの成果を繰り広げると観客らは、大きな拍手を送っていた。
一方、社会教育団体では、140人余が息の合ったバンド演奏や太鼓演舞などを演じた。
社会教育功労者表彰式では、川上哲也教育長が、砂川芳一さん、川満廣俊さん、上地洋美さんに表彰状を授与した。上地さんに代わって佐渡山利子さんが受け取った。
砂川さんは、38年にわたり高齢者の健康増進や高齢者福祉などの活動を行い、現在は市老人クラブ連合会上野支部長。川満さんの活動歴は23年。高齢者の健康増進などに尽力し、現在は同連合会下地支部長。上地さんは10年にわたり高校生の農業体験の受け入れや人材育成、ボランティア活動、市(地区)婦人連合会の演芸会進行を過去5年尽力した。
川上教育長は「継続は力なり。これまでの努力が高く評価された」と受賞者3人をたたえた。
受賞者を代表して砂川さんは「栄えある賞をいただき感謝している。これは地域のご支援、ご指導のおかげ。これからも地域の発展のために、さらに精進したい」と決意を新たにした。