11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
社会・全般
2011年11月29日(火)9:00

重機使いごみ引き揚げ/布干堂船主組合

港の周辺と海底で清掃活動


クレーンも使って引き揚げ作業が行われた海底清掃=27日、布干堂船だまり

クレーンも使って引き揚げ作業が行われた海底清掃=27日、布干堂船だまり

 布干堂船主組合(楚南和英会長)による港の清掃活動が27日に行われた。同組合員やダイビングショップのスタッフ、市内の建設業者ら約40人が参加し、布干堂船だまり周辺のごみを拾い集めたほか、湾内の海底に落ちたごみをダイバーと建設業者らが連携しクレーンなどを使って引き揚げた。


 同組合が大米建設の協力を得て実施したボランティア清掃。海底清掃実施に向け、同港を利用するダイビングショップのスタッフらが事前に湾内を2度、調査のため潜り、海底にあるごみの種類や位置などをあらかじめ確認していた。

 当日は、まずダイバーが海底のごみにロープを結び、そのロープを陸から人や車が引っ張ったり、重い物はクレーンを使って引き揚げた。海底からは、車のタイヤを

今回の作業で引き揚げられたさまざまなごみ

今回の作業で引き揚げられたさまざまなごみ

はじめ自転車、船のアンカー、大小さまざまな鉄くずなど多くのごみが引き揚げられた。

 港周辺の陸上でも清掃活動が行われ、参加者たちは空き缶やペットボトルなどポイ捨てされたとみられるごみを拾い集めた。

 楚南会長は「海底清掃は昨年も行ったばかりなのに、こんなにごみが出るとは。台風で飛ばされて落ちた物もあるだろうが、自転車など不法投棄と思われるものも少なくない。一度、海に落ちると引き揚げるのはたいへんな作業。投棄が続くと港の底が浅くなり、引き潮時に船が投棄物に接触するなどのトラブルとなる恐れもある。不法投棄は絶対にしないで」と訴えた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!