真太陽国際書道展が開幕
国内外729点一堂に
第8回真太陽(まてぃだ)国際書道展(主催・同展実行委員会)が2日、市総合体育館で開幕。今年は国内のほか中国、韓国、台湾から応募のあった1376点の中から729点を展示している。会期は4日までで、初日は開会式が行われ、主催者や宮古島からの入賞者らによるテープカットで書道展の幕開けを祝った。きょう3日午後2時からは表彰式が行われる。
国際的な書道と水墨画の発表の場を提供することで書画文化の発展と国際親善交流などを推進することを目的に、2004年から毎年、開催している。書道、水墨画の部に加え、昨年からは「エコ書道の部」を新設。エコアイランド宮古島にちなみ、自然環境などをテーマとした作品を募集していて、今年のテーマは「海」だった。
応募作の中から大賞として、国内、国外応募作それぞれから文部科学・環境・外務の3大臣賞が贈られるほか、今年から県知事賞、県議会議長賞、県教育長賞が新たに設けられた。 開会式では、主催者を代表して、伊志嶺亮実行委員長が「世代や国を越えて審査されるめずらしい書道展。今後もこの書道展が成功していくことで宮古の書道文化の向上や国際交流親善、島の発展につながると思う。ぜひ市民に見に来てもらいたい」とあいさつした。
テープカットでは伊志嶺実行委員長や上地照子副実行委員長、平良隆市議会議長、平良哲則市生涯学習部長、大臣賞や県議会議長賞、市教育長賞などの受賞を決めている児童生徒ら計9人で紅白のテープにはさみを入れ、開幕を祝った。
会場内では、さまざまな書体でしたためられた作品を一堂に展示。来場者は多数の力作を一点一点じっくりと鑑賞したり、自分の作品をバックに記念写真を撮影する子どもらの姿が見られた。
開館時間は午前10時から午後6時30分まで。最終日となる4日は午後3時まで。