ヘルシー料理でメタボ予防
市食改推進員協が教室開く
宮古島市食生活改善推進員協議会は3日、平良保健センターでメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防教室を開いた。女性を中心に約40人の市民が参加し、肥満の予防やバランスの取れた食事について知識を深めた。
この教室は、生活習慣病を防止するための取り組みで、広く市民に一次予防の大切さを伝えることを狙いに開催した。
参加した市民は、教室の趣旨説明を受けた後、内臓脂肪型肥満の人が脂質異常や高血圧、高血糖といった危険因子を二つ以上合わせ持つ「メタボリックシンドローム」の病態を学んだ。
この後、メタボ予防の食事として、チンゲンサイの煮浸しやみそ汁、野菜入りの卵焼きを作り、調理実習を通してヘルシーな朝食作りを楽しんだ。
昼食後は栄養バランスの取れた食事の取り方を学習した。食生活改善推進員の指導を受けながら生活習慣病を予防する正しい食生活の大切さを学んだ。
市食生活改善推進員協の砂川美枝子会長は「参加者の多さからもメタボに対する市民の関心が高いことが分かった。生活習慣病の予防に向けて今後も活動を広げていきたい」と話した。