新教育長に川満氏/市教委臨時会で互選
委員長は宮国氏再任
宮古島市教育委員会(宮国博委員長)の臨時会が5日、市役所城辺庁舎で行われた。先月29日の市議会臨時会で新委員として同意を得た2人を加えた委員5人で教育長などの互選を行い、新教育長には元中学校長の川満弘志氏(59)を選出した。宮国委員長から辞令を交付された川満教育長は「常に現場主義で関係部局、機関と十分に連携して教育行政を進めていきたい」と決意を示した。
川満氏は、今月4日に任期満了で退任した川上哲也氏の後任。教育長の任期は2015年12月4日までの4年間。
そのほか、この日は任期満了に伴う教育委員長の互選も行われ、宮国委員長が再就任。また、委員長職務代理には新教育委員の佐平博昭氏(52)が就任した。
宮国委員長は「ようやく5人の委員がそろったので、川満教育長を中心に学校の適正配置などの課題にしっかり取り組んでいきたい」と述べた。
川満教育長は、下地字上地出身で琉球大学保健体育科卒。西城小教諭、砂川中教諭などを経て2003年に鏡原小学校長に就任。砂川中校長を今月1日付で辞職した。
佐平氏は平良字西里出身。中央工学校土木建設課卒。宮古青年会議所第38代理事長など歴任。佐平土地家屋調査士事務所の所長として土地・建物の調査、測量、登記などを行っている。