市長、提出議案を説明/市議会
12月定例会が開会
宮古島市議会(平良隆議長)12月定例会が8日、開会した。初日は、下地敏彦市長が一般会計補正予算案や、景観条例、ヤシガニ保護条例などの条例案、土地改良事業施行の議決案など19案件の説明を行った。きょう9日は提出議案に対する質疑などが行われる。
今回、提案されたのは、予算案では補正総額1億3084万円の一般会計補正予算案と、国民健康保険事業、港湾事業、公共下水道事業、介護保険、後期高齢者医療の5特別会計補正予算案の6件。条例案は暴力団排除条例、景観条例、ヤシガニ保護条例を制定させる条例案と、福嶺地域密着型介護事業所設置に伴う条例の一部改正、港湾使用料の一部である「ふ頭通過料」を廃止するための条例改正の5件。議決案は市内3カ所での市営土地改良事業施行と、2カ所での村づくり交付金事業の計画変更、土地改良事業に伴う字の区域変更の6件。報告はコーラル・ベジタブル社の2010年決算と年度事業計画に関する2件。
提出議案は、きょう9日の本会議で質疑を行った後、市議会3常任委員会へ審議を付託。各委員会では12、13の2日間で付託議案の審議を行い、その結果が21日の最終本会議で報告され、採決が行われる。